「最近体重が気になるけど、お酒はやめられない!」
そう思ってる人、多いのではないでしょうか?
お酒には太りやすいものと太りづらいものがあります。
お酒好きのみなさんなら「醸造酒」と「蒸留酒」って聞いたことあるはずです。一度おさらいをしてみましょう。
穀物や果物に酵母を加え、アルコール発酵させて造るものを「醸造酒」と言います。
ビール、日本酒、ワインなどがあります。
醸造酒を蒸発させ、不純物を取り除いてから液体に戻して造るものを「蒸留酒」と言います。
焼酎、ウイスキー、ウォッカなどがあります。
100mlあたりのカロリーと糖質は以下の通りです。
・ビール:約40kcal、糖質約3g
・日本酒:約105kcal、糖質約2.5g
・ワイン:約75kcal、糖質約2g
・焼酎:約160kcal、糖質約0g
・ウイスキー:約225kcal、糖質約0g
・ウォッカ:約240kcal、糖質約0g
醸造酒よりも蒸留酒の方がカロリーが高いですが、糖質はほとんど含まれていないことがわかります。
アルコールのカロリーは真っ先に消費されるので、脂肪になることはありませんが、醸造酒の糖質やおつまみのカロリー消費などは後回しにされるため、身体に蓄積されやすくなります。
これが内臓脂肪となり脂肪肝につながる可能性があります。肝臓は沈黙の臓器と言われており、症状に気付いた時には手遅れになっていることも少なくありません。
糖質がほぼ0の蒸留酒ですが、甘いジュースで割ったら意味がないので、焼酎の水割りやウイスキーを炭酸水で割るハイボール、ウォッカをトマトジュースで割るブラッディメアリーなど、糖質の少ないものを選びましょう。
アルコールのカロリーが消費されやすいとはいえ、飲み過ぎは禁物です。
おつまみは魚介類やナッツ、チーズなどが低糖質でオススメです。
お酒を楽しむときは糖質に気をつけましょう!