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腰痛予防に腹横筋を鍛えよう!

「腹横筋」って聞いたことありますか?

腹横筋とは腹部のインナーマッスルとされる筋肉で腰痛予防に効果的だとされている筋肉の一つです。今回は腹横筋について説明させていただきます。

腹横筋は、腹部の筋肉の中で最も深層にあり腹部をコルセットのように覆うようについている非常に薄い筋肉です。主な役割は内臓の保護で、腹斜筋(腹部の筋肉)とともに腹圧を高める際に働きます。この腹圧を高める働きが腰痛予防に繋がっています。なぜなら腹圧を高めることにより、腹部が硬くなり体幹の安定性が向上するからです。

人は四肢を動かす際に先行して腹部のインナーマッスル(腹横筋・腹斜筋)が収縮することが分かっています。体幹は身体の中心部分のため四肢を動かす際には安定している必要があります。つまり腹部のインナーマッスルは腹圧を高め、体幹を安定させる上でとても重要な筋肉となっているのです。この筋肉が弱いと、背部の筋肉の負担が増え腰痛に繋がる原因の一つとなることがあります。

腹横筋を鍛えると以下の効果が期待できます。

・コルセットの役割を果たし、体幹を安定させる(腰痛予防)

・せきやくしゃみがしっかりとできるようになる(誤嚥リスク軽減)

・便秘改善に効果的

・ダイエット効果も期待できる

 

腹横筋の筋力トレーニングは沢山ありますが、おすすめはドローイングです。

仰向けもしくは座位で行います。

①息を大きく吸う

②息を細く長く遠くに、限界まで吐ききります。

→この際お臍の下から息を吐くことを意識しましょう

ポイントはお臍の下あたりから息を吐くことと息をしっかり吐ききることです。

この運動はお手軽ですがしっかりできると結構疲れる運動です。

腰痛予防になる運動ですのでぜひやってみてください!

 

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