①大腿骨近位部骨折
太ももの付け根付近の骨折です。転倒することで受傷します。症状によっては寝たきりになる可能性があります。
②脊椎圧迫骨折
背骨が潰れる骨折です。尻餅をつくことで受傷します。骨粗鬆症が進行している人は日常生活の中で気づかない内に骨折していることがあります。
③上腕骨近位部骨折
腕の付け根付近の骨折です。転倒した時に肩を打ったり、腕をついたりした場合に受傷します。
④橈骨遠位端骨折
手首の骨折です。③と同じく、転倒した時に手をつくことで受傷します。
治療は、保存療法と手術療法に分かれます。
骨折部位の状態に左右されますが、①は手術療法、②~④は保存療法が選択されることが多いです。
検診を受けて骨粗鬆症の評価をしたり、必要応じて投薬などの治療をしたり、カルシウムやビタミンD、たんぱく質を摂取できるように食事に気を配ったり、運動や日光浴をしたりして、骨折の予防に努めましょう!